ふれあい講座

第1回 老健勝田 ふれあい講座

理学療法士(PT)タジィによる
正しいスクワット講座

筋力トレーニングの中でも代表的に知られているスクワットですが、この機会に正しいスクワットの方法教えます!

スクワットとは・・・?

大腿四頭筋という名の太ももの前の筋肉を主に鍛えることが出来ます!この筋肉鍛えると足腰が強くなって、椅子から立ち上がりやすくなったり、安定して歩けるようになります!

PT タジィ

スクワットのやり方

動き方

膝を曲げてお尻をゆっくり下げる(イスに座るようにやると◎)

【良い例】
【悪い例】

膝が足の内側に向いている

45°くらい下げたらゆっくりお尻を上げる

【良い例】
【悪い例①】

体が前に倒れすぎている

【悪い例②】

膝がつま先より前に出ている

姿勢

  • 足を肩幅くらいに広げて、背中を伸ばして立つ
  • つま先を真っ直ぐ前に向ける
  • 腕は胸の前につける
【前】
【横】

まずは10回×2セットを1日3回やってみましょう!
ただ・・・腰や膝が痛い・・・調子が悪い・・・などの時は無理せずに休むようにしてください。

足腰を鍛えていつまでも健康な体で過ごしましょう!!

第2回 老健勝田 ふれあい講座

認知症サポーターになりませんか?

~認知症高齢者等にやさしい地域づくりに向けて~

今、新オレンジプランでは認知症への理解を深めるための普及・啓発を推進しています。老健勝田では認知症サポーターの取得を進めています。

当施設には「認知症サポーター」を養成する講座が開催できる、「キャラバン・メイト」と呼ばれるスタッフがいます。
「認知症サポーターの職員を増やしたい」「利用者様、ご家族様に向けた教室を開きたい」とお考えのご施設様、当施設にご相談ください。

認知症サポーター養成講座内容(トータル 90分)

  • 講義(冊子)
  • DVD講義
  • 劇団勝田ショー

講座終了時配布

  • オレンジリング

※冊子・リング代、講師料は無料です。

医療法人 愛友会
介護老人保健施設 勝田

  • 〒312-0011 茨城県ひたちなか市中根5125-2
  • TEL:029-28-76-3111
  • FAX:029-274-7702
  • 担当:遠藤・木村

第3回 老健勝田 ふれあい講座

「低栄養」を知って丈夫な身体をつくろう!

低栄養ってなに?

体を動かすために必要なエネルギーと、筋肉や骨・免疫物質などを作るたんぱく質が不足した状態のことです。低栄養状態になると、心身の衰えに繋がったり、病気が治りにくくなったりします。

筋肉が分解されて足腰が弱くなる…。ふらつきやすくなって転倒することも…。

なぜ低栄養になるの?

  • 摂取エネルギー量が消費エネルギー量より少ない状態が続く
  • 怪我をしたり、病気になったりした場合、体を治すためにいつもより多くのエネルギーを必要とする

体の筋肉や脂肪を分解してエネルギーを作ろうとします。これにより体重や筋肉量が減少し低栄養になります。

低栄養を防ぐために大切こと

朝食はたんぱく質も食べること!

1日の中で最も食事の間隔が開く、夕食後~朝食前の間は、エネルギー・たんぱく質の供給が滞るので、筋肉が分解されていきます。朝食を抜いていたり、パンやおにぎりなどの炭水化物だけになったりしていませんか?

そのままでも手軽に摂れる、牛乳・ヨーグルト・納豆、冷奴や湯豆腐、ゆで卵などは忙しい朝でも準備が簡単でオススメです!

食欲がなかったり、食が細かったりで、なかなか量を食べられない人は、高エネルギー・高たんぱく質飲料や食品を活用しましょう。

第4回 老健勝田 ふれあい講座

正しい入浴法で心も体もリラックス

入浴の効果

  1. 皮膚を清潔に保ちます
  2. 新陳代謝を促進します
  3. 筋肉・関節のコリや痛みが軽くなります
  4. 眠りの質が上がります
  5. 心身ともにリラックスできます

入浴は様々なメリットをもたらしますが、入浴中の事故や死亡率は交通事故による死亡者数より多くなっています。
平成20年から令和元年までの10年で約1.5倍に増加!!
このうちの約9割が、65歳以上の高齢者です。

ヒートショックをなくすためには、入浴の準備が大切です。

食事の直後は入浴しない‼
食後60分以上の休憩が必要です。

水分補給

入浴15~30分前の水分補給が大切です。
量は少なめでOKです。コップ1杯程度。

かけ湯

足先、手先など心臓から遠い順にかけ湯をします。
桶で10杯ぐらいが目安です。

他にも

  • 一番風呂はなるべく避ける
  • 入浴前後は家族に声をかける
  • 浴室は滑らない工夫をする

などをしましょう

第5回 老健勝田 ふれあい講座

「フレイル予防」人生100年時代へ

「フレイル」って知っていますか?

加齢により心身が老い衰えた状態。健康な状態と要介護状態の中間を「フレイル」(虚弱)といいます。

さまざまなフレイルの原因

フレイル予防には3つの要素が大切です!

  • 出かける時はなるべく徒歩で
  • 階段を積極的に使う
  • テレビを見ながら足の運動
  • 1日3食しっかり
  • 毎日体重を測って低体重予防
  • 定期的な歯科検診の受診
  • 家族や友人との定期的な連絡
  • 買い物などの外出
  • 地域のボランティア活動に参加

簡易チェック!

サルコペニアとは?
加齢に伴う筋力の減少、又は老化に伴う筋肉量の減少

皆さまがお住いの各市町村にて、様々な「フレイル予防」の取り組みがされていますので、ぜひご活用ください。

フレイル予防|ひたちなか市公式ウェブサイト

フレイルの診断 | 健康長寿ネット

第6回 老健勝田 ふれあい講座

寝ながらできる楽々エクササイズ

1.股関節・腰のストレッチ

2.お尻上げ

注意:悪い例のように腰を反らして行いすぎると腰痛の原因となってしまいます。
   地面に対して体が平行となるような意識を持って、お尻を真上に持ち上げましょう。

3.脚の引き上げ運動

注意:つま先が垂れ下がり、足が斜めに上がらないように注意しましょう。

【注意事項】
  • 1~3の運動を通して、痛みが出る時や医師より運動制限がある方は運動を控えましょう。
  • 回数については個人差もある為、無理のない回数を設定しましょう。
  • 運動は沢山行うから良いのではなく、毎日少しずつ継続して行うことが大切です。

☆おまけ ~二重課題トレーニングにチャレンジ~☆

二重課題とは二つのことを同時に行う課題です。
運動と脳トレを組み合わせることで、脳への刺激になり転倒予防、認知症予防が期待できます。

<例>
① 野菜や動物の名前をできるだけ沢山思い浮かべる。
② 100-7,93-7・・・のように、引き算を頭の中で繰り返す。

第7回 老健勝田 ふれあい講座

入れ歯のチェックをしてますか?

入れ歯は作製当時はぴったりと合っていても、使用していると少しずつ合わなくなってきてしまいます。

歯を失うと、歯を支える骨の役割が無くなることから、 骨が痩せて減っていきます。これを骨吸収といいます。 すると、入れ歯と歯肉の 間にすき間が生じて、ガタついたり、食べ物が挟まってしまうようになるのです。

入れ歯は食事のたびに使うものであり、
常に「かむ力」がかかるものです。

「いずれ合わなくなるもの」と考えて、小まめな調整をこころがけましょう。
合わない入れ歯を使い続けていると、お口の機能が衰えることもあります。歯科健診とお口の体操も忘れずに行いましょう

左右10回ずつ

デンタルサポート株式会社 監修
訪問歯科診療のお問い合わせは
0120-76-4182